2022年2月11日(金)から3泊4日で夫と青森旅行へ行ってきました。もな子ブログではしばらく青森の旅レポをお送りしておりますのでよろしくお願いします!
ふー食った食った。味の札幌 大西で大変おいしい味噌カレー牛乳ラーメンいただきまして、時刻は14時です。
当初、お昼くらいの便で帰ってるはずだったので、夫にもうやることないよと聞かされていたんですが、いろいろ予定を詰め込んだらしく、先を急いでいました。
セブンイレブンで、トイレにゆっくり入って、食後のデザートのんびり選んでたら急かされた。
もっとゆっくり、カフェとかでまったりした時間を過ごしたりなんかしたい。
津軽藩ねぷた村
青森市から弘前市へやってまいりました。時刻は15時です。
到着地はこちら、津軽藩ねぷた村
早く早くと急かされていたのは、津軽三味線の生演奏の開演時間が15時10分からで、これを逃すと次が16時からだからでした。
入村料は550円ですねー。こちらのお値段で、いろいろな展示と、津軽三味線が楽しめて、駐車場も無料になります。
さて入村。すぐにねぷた村内の「山絃堂」(津軽三味線の講演会場)に案内されて、椅子に腰掛けて待ちます・・・。
客が我々だけだ!!
【山絃堂】にて独占ライブ
こんな感じでたくさんのねぷたが展示してある部屋での津軽三味線です。
津軽三味線は別名叩き三味線と言われるほど、弦が切れるんじゃないかってくらいの激しさがあります。生で三味線なんて初めてだ。大変迫力がありました。
ただ、客いねー。コロナ禍が影響しているからだと思いますが(であってほしい)ちゃんと営業してくれてて感謝です。
生演奏は10分程度。終わると、希望者には弘前ねぷたについてガイドさんがお話してくれるんですが、お断りしてしまいました。ダメじゃん!ちゃんと聞いてブログでお伝えしなくてはいけないのに!夫婦2人して引っ込み思案なもんで。
というわけで、展示してあるねぷたをゆっくり見てまわろう。
圧巻の【弘前ねぷた館】
いいね、「さしまた」。ねぷたが電線に引っかからないように持ち上げる道具。なぜ、現在ではあまり見かけないんだろう。電線は今でもたくさんあるよねぇ。
すごー--い!かっこいいですねー。この骨組み作るのどうやってんのかしら、まじすごいな。
たっくさんのねぷた絵師の方の作品が展示してありますが、私はダントツこの方の錦絵が気に入りました。お美しかよ。名前のとこも写真撮ればよかったよ。
いろんな謎が解けたよ【ねぷたの間「ヤーヤ堂」】
こちらのヤーヤ堂ではねぷた・ねぶた祭りについて知ることができます。
そもそもねぷたってなんだと思ったら眠いってことだったなんて。想像もできなかった。
津軽弁で「眠い」ことを「ねむてぇ」または「ねぷてぇ」と言い、これがなまって「ねぷた」になったのではないかというのが一般的な説です。「ねぷた祭り」のはじまりについては、昔、農民が夏の忙しい時期に襲ってくる眠気を追い払うため、睡魔を船や燈籠(とうろう)などにのせ、川に流した「ねむり流し」という行事から発展し、祭りになったという説があります。
津軽藩ねぷた村公式ホームページより
後、ねぷたとねぶたどう違うのとか。
津軽弁は、文字で表現するには非常に難しい方言です。「ねぷた」と「ねぶた」どちらも起源は同じですが、なまりの違いから分かれたものと思われます。昔の文献を見るとは「ねふた」だったり、「ねむた」だったり呼び名が定まっていませんでしたが、弘前市の「ねぷた」、青森市の「ねぶた」というように、地域の差別化を図る目的もあったようです。
津軽藩ねぷた村公式ホームページより
めっちゃ勉強になりましたね。ありがとう。
ちなみにヤーヤ堂は「ヤーヤドー」というねぷた祭りの掛け声から命名されてます。「ヤーヤドー」の正しい由来は分かってないそうです。
津軽蔵工房「たくみ」
まさに匠たちがいらっしゃいました。民芸品、工芸品を売っているところでもあるんですが、実際に作業している光景を見ることができます。客より職人さんの方が多い(泣)
どんどん話しかけていいらしんですが、できず。チラチラと見て通り過ぎてしまった。本当はもっとじっとり見たいのに、逆に話しかけられたらあわあわなるのでね。不憫。
上から見るとかわいいな、金魚ねぷた。下にあるやつで下方からのアングルを確認、お口元がなー。ああいう仕様です。
まとめ
ふう、他にお客さん、後から年配のご夫婦もいらっしゃいましたが、それくらい。でもそのおかげで、次の津軽三味線の観客もゼロではないという安心感。
B級感ありますが、なかなか楽しかった。いや、B級だから楽しいのか。実際のねぷた祭り凄そうですよねー。人混みが苦手なんで、行かないと思いますが、元は眠気を払拭するためのお祭りだったなんて、私にぴったりではある。
なんと年中無休だ!
営業時間AM9:00~PM5:00(閉館時間PM5:30)
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