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<松本茶舗>でアート話に花が咲く【青森旅行part23】 

青森

2022年2月11日(金)から3泊4日で夫と青森旅行へ行ってきました。もな子ブログではしばらく青森の旅レポをお送りしておりますのでよろしくお願いします!

青森旅行3日目の午前中です。十和田市を散歩しながらアートめぐりをしております。

今回でこの企画(でもないけど)もやっと最終回。最後にやってきましたのがこちら松本茶舗

夫「ここがなんかあるみたい」

ほーん・・食器類を主に扱っている、昔ながらの雑貨屋さんって感じ。すてきな器があったらほしいなーなんてなんも考えずに入店。

キョロキョロ店内を物色しようとしていたら、店長らしきおじさんが。

「あ、見にいらっしゃったんですかね?どうぞ」

へ?

『モレモレバリエーションズ』毛利悠子 ただし抵抗はあるものとする

なーんじゃこれは・・・。

店内にいきなり現れた楽器。とお店の商品を掛け合わせたような何か。いやこれはアートだ!そういいことなんだ!!

うしろの商品が欲しいときとかめっちゃ邪魔だ。

電気をつけると、ポンプが動いててかっしゃんかっしゃんちんちりちんちりしゃかしゃかしゃかしゃかなどの音が同時に鳴り出すという代物です。いえ、作品です。

天井に映った物干しの影の動きも含めて作品。上の写真ではうまく写せてませんが。

そーよねー現代アートってこういうとこある。

アートとは言えないような素材を使ってるとか、完成しているのかどうかわからないとか、どこからどこまでが作品かわからないとか。楽しんだらいいのか、感心したらいいのか。

この時点で、私はアート側の人間じゃないなと悟りますわ。くやしい。

他にも、商品と作品の境目なく、めちゃくちゃさりげなく作品が展示してあります。

右の作品チェ・ジョンファは十和田市立美術館のフラワーホースの作者です。この十和田市のアート企画に大変貢献してくれた方のようです。

フラワーホースこれね⤴︎

地下室

次に店長が案内してくれたのは、なんと地下室。

なんであんだ。

どうも、この辺り風が強くて火事の被害が起きやすいってことで、その対策として昭和のある時期に改装された商店には、火災から家財や商品を守るための地下室が設けられているのだとか。

でも地形上、めっちゃ水溜まって、使えたことないらしい。

使われず閉鎖されてたところを、展示会場として活用すべく、水を引いて作品を作ったそうです。

これはですね、これだけだとわかんないんですが、日本列島なんです。

水を入れたりスモーク焚いたりして、ある程度この山の下部分を隠すと、ばっちり日本列島になります!そうやってやった写真を店長が見せてくれたんですが、なんか感慨深かった。

そっかー今いるとこって、地球の出っぱったとこなんだなー・・・。

シュールレアリズム

こんな感じで、お店そっちのけで、私たちに弾丸ガイドをしてくれるんですよ。店長松本さん。

途中で「あ、まだ喋って大丈夫ですかw?」って確認入りました。

なんとなんと、教授(坂本龍一)も訪問してます!!なんかめっちゃ嬉しい。

こんな感じで、マックを使ってあれやこれやと企画展の時の経緯や工夫や苦労なんかをたーーーくさん話ていただいて、楽しかった。

まとめ

松本茶舗やばいわー。こんな昭和レトロななんの変哲もないお店に、無造作に置かれた現代アートの数々。

十和田市すごいです。こういうの好きな方はぜひ行ってみてほしい。松本茶舗で松本店長のお話を心ゆくまで聞いてきてほしい。

うんちくとか嫌な感じ全然なくて、控えめだけど、アート楽しくてたまらないみたいなおじさんなんで是非!!

松本茶舗

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