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胃カメラをして分かったこと

エッセイ

消化器内科受診

前回からの続きとなります、健康診断からのE判定からの消化器内科受診です。

バリウム検査で要精密検査なので、胃を診てもらいに今回も仕事中に受診です。

希望の先生とかいますかー?と外来看護師さんに聞かれましたが、いえいえそんな私ごときが選べませんよと大丈夫ですと伝えました。

それでもなのか、だからなのか内視鏡専門医の部長先生が診てくれました。間違いないが、恐れ多い。

私は以前にもバリウム検査で引っかかって胃カメラをしてもらったことがあるので、まずはその画像を確認してくれました。

先生:逆流性食道炎?まではいかないか、表層性胃炎か、軽い胃炎だね、あピロリ菌もやったんだ、いなかったんだよね。

:はい。

目の前のパソコンに私の胃の粘膜画像が何枚もあって、なんか恥ずかしいかも!いや、そんなことはない、胃だしと動揺を抑えつつ、神妙にしていました。

先生:ピロリ菌いないのかー・・・、ピロリ菌がいない、か。

:ピロリ菌いそうな胃ですか?

先生:いや、ピロリ菌がいないなら、癌になる可能性ってすごく低いんだけど、胃カメラする?しんどいよね。

:ああ、しなくていいなら

先生:(食い気味に)しなくていいとはいえない。リスクはすごく低いけどなる人もいるから。

ですよねー。

:じゃあします。

先生:あ、やる?うちでやると口からになるけど、鼻からでも、

:(食い気味に)口からで大丈夫です!

先生:すごいね、つらかったでしょ?

:はあ、まあそーですね。

先生:ま、忘れちゃったかもね。

おい。

というわけで、水曜日に受診して、金曜日に胃カメラの予約を取りました。

胃カメラ

前日は21:00以降絶食です。

タオルとティッシュと同意書持参で消化器内科へ。9:00の予約です。

まずは、胃の中をきれいにする液体を飲みます。なんだろこれ。

次に喉の麻酔、シュシュシュ、シュシュシュシュシュと喉の奥に吹きかけられます。
多いー。

口の中の感覚が麻痺してやな感じです。

内視鏡室のベッドに左を下にして横になります。

口に内視鏡を通すとき噛まないように(でいいのか?)のプラスチックをくわえて、ほっぺにテープで留められてスタート。

看護師さんがやさーしく背中をなでてくれます。胃カメラ中ずっと。
好きになっちゃいます。

ヨダレは垂れ流しでお願いしまーす。そうなんだ。

胃カメラが喉を通るのまでが一番しんどいですよね。

先生:はーい肩の力抜いてー、よっ、喉の力抜いてー。

喉の力だと?む、むずかしっ、力が入ってんのかどうかもわからんがね。

先生:じゃ、ゴックンしてみて。

これを?!このカメラをか?!ん、ぐ。

そーそーそー、はい入ったよー。もう大丈夫ー。

はーとりあえず、嵐は去った。

頭上のモニターに私のリアルタイム胃が映し出されてて、不思議ー。

先生:・・・胃下垂・・・。

あ、胃下垂ですか?薄々そうではないかと思ってたんですが、すごく下がってるんですか?食べた後、ものすごくお腹出るんですよー。

はあ、しゃべれないのつら。

体感的には5分くらいで、無事終了しました。

先生:うん、やっぱり表層性胃炎、何もしなくていいし、特に気をつけることもなし!いやーすごいね!体育会系?

:??はい。

先生:やっぱり!?

:え、胃で体育会系かどうかわかるんですか?

先生:いや、根性ある!

あーハハ、嬉しいです。

ランニングしてるから体育会系って答えたけど、全然、文化部出身でした。
そうか、私根性あるわ!自分でもそう思う。先生気付かせてくれてありがとう!

漫画『へうげもの』の古田織部が「ひょうげたやつ」と言われて自覚してたあの感じとすごく似てました。

知らない方、面白いのでぜひ読んでみてください。

相当斬新な歴史漫画です。


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