2023年4月1日(土)から4月3日(月)にかけて鹿児島県へ2泊3日の旅行に行ってまいりました。ただいま2日目の記録でございます。
2日目の旅の酔いに選ばれたお店は熊襲亭です!!伝統的な正統さを意味する「正調」をつけて正調
さつま料理というあたりめっちゃプライド高そう。
お店の前のメニュー表です。ふむふむ。何食べようかなー。
乾杯
とりあえずビールな私。おいしい肉味噌がお通しでした。多分黒豚のやつ。
カツオのたたき(880円)めっちゃキレイ!!
鹿児島はカツオが有名なんですよ。知ってました?カツオといえば高知!ってイメージだったので、私は来るまで知らなかったんですが、それはそれはたくさんカツオ料理や商品を見かけます。なんと、鰹節の生産量が日本一なんですってー。
というわけでうまい!高知と違って薄めに切るのが特徴的。味がどう違うかはわからないので説明は省きますわ。
キビナゴの刺身(748円)えー!もう美しすぎる!!何これ貴金属?カツオとのコントラストがまた素敵ー。
新鮮って感じのお刺身ですわー。語彙。
酢味噌でいただくってのが独特で、郷土料理っぽいなー。そういうの好き!
そら豆(660円)
季節ものですー。席に案内されるまで少し入口の椅子で待ってたんですが、その時のテーブルに運ばれていくそら豆を見かけて、これは食べなくては!と思って注文しました。
ところが別に大しておいしくなかった。茹でたてのほくっとしたのを想像してたのに、冷たいんだもん。普通です。
酒ずし(1,650円)
酒ずしってご存知ですか?
400年の昔から受け継がれている伝統の味。9種類の食材とご飯一升、地酒一升を1対1の割合で「押し寿司」にし、お酢を使わず地酒で一昼夜発酵させた「なれ寿司」です。お酢を使わない寿司は全国でも珍しく、ご予約なしでお出し出来るのは鹿児島でも当店だけです。「島津のお殿様が宴会を開き、残った酒と御飯を一緒にしておいたら翌日発酵し、豊かな芳香を漂わせていた」とか、「男尊女卑が強い薩摩の国では女性が男性の前でお酒をたしなめなかった為、女性が酒ずしを考案した」など由来は諸説ありますが不明のままとなっています。絶品です。是非どうぞ。
熊襲亭公式HPより
酒ずしは絶対に食べようと決めていた料理です。なれ寿司っていうフレーズから結構びびってたんですが、見た目のこの華やかさ!イメージしてたのと違う!普通にちらし寿司じゃん!
それにしても、お酢を使わないお寿司なんてどんなんだろーと口へ運ぶと、この時点でお酒の甘くて芳醇な香りが鼻につきます。
そして、あれー全然おいしい!思ってたのと味も違う。優しい甘さのお酒をまとったお寿司です。パクパク食べてしまって、ふわふわ香って最後の方ちょっとクラクラしてきました。
そしてこれ量が多い!もう少し安くして半量でもいいんじゃないだろうか。めっちゃお腹いっぱいになってしまった。
名物黒豚とんこつ(935円)
鹿児島でとんこつというと、こういった甘辛く煮たとろとろのスペアリブが出てきます。ちょっと認識が違いません?とんこつといえば通常豚の骨を指すので、スープの出汁に使われるイメージですもの。
まあとにかくおいしい。黒砂糖、焼酎、味噌(材料が鹿児島っぽい!)で3時間煮込んで作ってるとのこと。箸でほどける柔らかさ。ごはんと食べたい。
注文した料理は以上です。夫は芋焼酎を2杯いただいて、合計8,426円でした。おやーもっといったかと思ったけどそうでもなかったですね。
熊襲亭、店内は旅行者っぽいお客さんで大賑わいでした。
外国の方もいたりして、みんなおいしがって食べてるかなーって急に観光客ではなく日本側の立場で気になってしまった。しゃぶしゃぶ食べてた。どうでした?私も食べたかったよ。
さーーて、少し控えめにいただいたつもりなんで、〆の鹿児島ラーメン行くぞーーー!いやー、酒ずし量が想定外だったなー。
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