昨日に引き続き、スクーンカップこと経血(月経)カップについて書いていきたいと思います。
使い方
使い始めと、終わり(その月の生理でもう使わなくなったら)は石鹸でよく洗ってから、煮沸消毒を5分します。
その他は使うたびによく洗って、使わない時はよく乾燥させて袋に入れて保管します。
膣に入れるときは、手指を清潔にしてから、写真のようにカップを折りたたむんですが、私は①のたたみ方で挿入してます。
入れたら中でちゃんと開いているか、指でカップの周りをなぞって確認します。
そして、出すときはちょっとイキんで、ステムと呼ばれる先っぽが出てきたら、指を入れて底の部分をつかんでへこませます。
そうすることで膣壁とカップの密着部分に空気が入るので、引っ張って取り出すことができます。
カップに入った経血をトイレにそのまま流して、カップを洗うって感じです。
なので、トイレに手洗い場がついてるととーーーっても助かるんですが、私のうちそうじゃないので、血みどろのカップと手、そのままに洗面所に向かわねばなりません。
最長12時間入れっぱなしにできるので、仕事中は大抵入れっぱなしにしてるんですが、出したい時は多目的トイレを拝借してます。
美点
カップが入ってる感覚は全くないんですよ、快適すぎ。
あと、生理ってあの独特のにおいがイヤですよね。
しかし、取り出したばかりのたっぷりの経血が入ったカップを、めっちゃ鼻先までもってきて嗅いでも、まるでなんのにおいもしません。
空気に触れることで、雑菌が繁殖してあのにおいになるそうですわ。
慣れるまでは
しかしながら、この子、なかなかね、慣れるまでは大変かもしれません。
取り出せなかったらどうしようとか、中でちゃんと開いているのかわからないし、そもそもなかなか入らない。
私、使い始めのカップの折りたたみ方④だったんですよ。一番入り口が小さくなるので、入れやすいんです。
がしかし、中で元の形に戻りずらくて、しかもちゃんと開いたかどうか、底の部分を指でなぞって確かめるんですが、もともと底の部分は変形させてないので、その方法ではわかりずらい。
うーん、仕方なく大丈夫だろうと入れ直さずに過ごしてたら、仕事中椅子から立ち上がった瞬間にぽんっと開いたのを感じ取ったこともありました。おっ!みたいな。
折りたたんだ形のままでは全然意味ないので、もちろんモレます。初めのうちはそんな失敗もしばしば。
使っていってみて、開いたかどうかはステムを少し引っ張ってみてずるっと出てこなければいいかなって気づきました。
説明書にはステムは絶対引っ張らないでとあるんですけどね。
初めはいろいろうまくいかなくても、諦めずに繰り返し挑戦し続ければ、ほんと、ちゃんと自分のもんになりますんで安心してください。
次回、スクーンカップのデメリットを紹介します。
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