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【甲状腺眼症】人生初のMR検査、閉所恐怖症を乗り切れ

エッセイ

甲状腺眼症かかって、大学病院に通い始めました。

前回初診して、治療方針を決めるためにMRの予約を取ってもらったんですよね。

MRI・・あの、狭い筒の中に入れられて、音がすごいって評判の・・。

うわーーー!!私大丈夫かなー、ちよーーーっと閉所恐怖症の気がありまして。目の前が天井ってかなりハードな状況ですよね。横に狭いのはまあ許せるけど、縦に狭いのは本当に精神的ダメージがある。考えただけでもぎゃーーーーー!!って頭を打ちつけてでも脱出したい衝動に駆られるわ。

いかんいかん、考えてはいけないいけない。なんでもないなんでもないって言い聞かせてイメトレ。

ここでおさらいなんですが、MRを撮ってみてわかることってのが、かれこれ4ヶ月ほど続く右まぶたの腫れが、

①今だに甲状腺の抗体からの攻撃を受けている状況(炎症している)か、
②すでに攻撃は終わっていて、焼け野原状態(炎症はしていない)

ということになります。

②の場合、治療の必要がないので、この腫れぼったい瞼を直すには手術しかないという衝撃的な話を先生さらーっと前回説明されてました。「手術しかない」とかいう言い方じゃなくて、「まあ手術で治す(直す)」みたいな。うおーー!手術はーーー・・ないわ。

というわけで、こんな発症から数ヶ月もたっちゃってるけど、まだとりあえず攻撃中であって欲しいって感じで前回の受診は終わってました。

夫に手術のこと話したら「もな子の経験になるね」って肯定派。えー。まぶた腫れてんの、気づきもしない人間が言うー?

ああ、とにかく人生初MRも去ることながら結果もかなりフアン。

MR

私のMR検査は、当日に先生が入れてくれてる当日枠ってやつなので、通常の予約の方の合間に受付順に振り分けられます。なので待ち時間あるよって聞かされてましたが、かなりスムーズに呼んでいただけました。

検査着に着替えるんですが、どこまで脱いでいいのかわからず、ヒートテックもダメならもうパンツ一丁だなって。タイツや靴下はきっとよかったんですが、あとで脱ぎに来るのも手間になっちゃうので、脱ぎ捨てて挑みました。

そしたらめっちゃ寒かった!

寒いことに必死で、閉じ込められてる感をあまり感じずに過ごせたかも。少しは。

耳栓をするんですがあんまり意味ないくらい聞こえます。耳栓つけた状態で、技師さんの話を聞くんですが、全く遠く感じないもの。

そしていざ仰向けなったら頭を左右がっと固定されて、編み目の荒いプラスチックのカゴのようなのを頭部を覆うようにパコッとはめられて、さらに目の前天井って感じの筒の中にずずーっと入ります。うわーーーーーこれ、今思い出しても意識を正常に保つの必死。

技師さんが若くて男前で、台に横たわる時にそっと背中や肩を支えてくれちゃうんですよ。撮影中はそのことをありがたやーありがたやーと念仏のようにリフレインしておりました。自分がこんなせんまいところにいるって状況を考えないことに集中してるんです。目は閉じております。あと寒い。

撮影時間15分くらいって聞かされたけど、10分くらいじゃないか。音がすごく面白かったです。ベースにずっとピーっぷびび、ピーっぷビビって遠くに聞こえてて、それとは別に頭の上で大きく、バババババババビービービービービードドドドドドドド、ってたくさんの種類の音と、音によっては機器自体が揺れるほどの振動と共に流れてきて、めっちゃ現代アートでした。私の格好のシュールさも相まって。「作品としていけるわこれ」って思ってた。

無事終わって、起き上がる時も技師さんに背中をそっと支えてもらって、ほわあ。

それでは次回MRの結果をどるるるるるるるるるるるるる!ってことで発表させていただきますねー。

乞うご期待。

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