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もな子と献血と貧血

エッセイ

足しげく献血

みなさん献血ってしますか?

私は20代の頃、2週間に1回成分献血をしていた時期があるんですよ。

自分の血が役に立つなんて嬉しいし、何かに貢献できてるって感じが誇らしいというか。

成分献血には血小板成分献血と血漿成分献血があり、成分採血装置を使用して血小板や血漿といった特定の成分だけを採血し、体内で回復に時間のかかる赤血球は再び体内に戻す方法です。ですから成分採血は身体への負担も軽く、多くの血漿や血小板を献血していただける特長があります。

日本赤十字社ホームページより

もはや自分が血小板を献血していたのか血漿けっしょうの方だったか忘れてしまいましたが、必ずどちらか一方を毎回となります。

待合ではお菓子食べれるし、献血中は好きなDVD選んで観ていられるし(その当時)、記念品もらえるし。
いいことづくし。

足遠のく

それなのに、一度ひどく体調を崩したことがありまして、献血ルームの方に結構迷惑かけたというか、すごく世話を焼かせてしまい、それ以降行きづらくなってしまいまして。

そして、そういう情報は私の献血カードに登録されてしまうので、問診の際に何だか警戒されるというか。気にしすぎかもしれませんが、そこまでして献血しなくていいのにとも思われるかなーって。

そんなこんなで、献血から足が遠のいていたんですよ。

さらに遠のく

30代になって、何となく献血車にフラッと立ち寄って久々に採ってもらおーなんて思ったら、血液比重が足りなくてできず。

「血液比重が足りない」はヘモグロビンの濃度が薄い血液のことです。貧血の人はもちろん足りてない状態な訳ですが、そこまでじゃなくても「人にあげてる余裕はない」ということ。

そのボーダーラインが昔より厳しくなってたんですよねー。

私みたいにフラッフラになる人が他にもいたからなんでしょうねー。ねー。面目ない。

一連の問診(事務員さんの聞き取り、検温、問診票の登録、医師の診察)後に結局献血できないとなるとこれ、めっちゃ手間取っただけの人になるので、またもや献血に足を踏み入れることを躊躇うようになるわけで。

しかも、40代になってしばし本当の貧血になってしまったことがあって、総合内科で鉄剤を処方してもらってまして、原因は何だかわからなかったんですが、そんなこんなでまたずっと献血できず。
大してショックでもないけど、若い頃たくさんしておいてよかった〜なんて思ってました。

貧血からの脱却

その後貧血は治って、健康診断でもそれほど悪くない数値を叩き出してたので、懲りずにタイミングが合えば、献血チャレンジしてたら、先日できたんですよーー!!3回に1度の成功率。

これ、言いたかった。長かった。

とにかく献血した話です。

50kgという線引き

献血車での献血のため、成分献血ではなく全血献血です。

全血献血は400ml200ml

断然400mlが好ましいとされています。200mlは使い勝手が悪いのですよ。

血液は血液型が同じでもひとりひとり違うので、できるだけ少ない人から輸血することが望ましいとされています。

800mlの輸血が必要な患者さんに200ml献血では4人分が必要になるので、それだけ輸血後の副作用の発生リスクがぐんと高まることになります。

それならば400mlもらってもらいたい!と思うんですが、私は200mlなんですよ。

体重が50kgに満たない人は200mlなんですよ。でも私48kgなんですよ。

2kg足りないだけで、半分しか採ってもらえないのってどう思いますか!?なんだかなーといつも腑に落ちません。役に立てているのだろうか。
知り合いは50kg未満なのに、体重偽って400ml採ってもらってたな・・。たまには50kgあるしとか言って。

その点、成分献血なら体重によって少なめとかないので、50kg未満の方におすすめです。
献血車は対応していないので、献血ルームに出向く必要ありまして、時間もかかります(40分〜90分)。そしてだいたい献血ルームって混んでます。結構待ちます。ああ、若い頃は時間がたっぷりあったなー。

最近はラブラッドってサイトから予約もできますんで、利用してみてはいかがでしょうか。

ちょっと私、近々やってみますわ。予約献血。

今回の記念品はけんけつちゃんの卓上カレンダー。職場で使う用。今回これもらうために、絶対血液比重クリアしたかったんで、めっちゃ嬉しかったんですよねー。

ちなみに、400ml採ると半年も献血できなくなってしまいますが、200mlと成分献血は2週間後にできますよー。なので、成分献血がとてもおすすめー。

みなさんも献血へ行きましょーー!!

2021年12月13日追記

丁度10日後に検査成績のお知らせが届きました!上記のラブラッドに登録すればこの検査結果を翌日に確認することもできます。

おお。以前私がやっていた成分献血は血漿の方でしたね。知れて嬉しい。足の遠のき方もよくわかりました。これからはもっと貢献していきたいと思います。

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