2023年最初の旅行先は岩手県!!
なんとニューヨークタイムズ誌の「2023年に行くべき世界の52カ所」の2カ所目に盛岡市が選ばれたタイミング(偶然)での旅行で嬉しい限り! 1月20日(金)〜1月23日(月)の3泊4日の岩手県夫婦2人旅をただ時系列でお送りしていくブログですので、ゆるゆると読んでいただければ幸いです。
南昌荘を後にして、再び車で移動します。向かった先は岩手県立美術館。
旅行先では必ず美術館に行くようにしてます。建物がかっこいいですよねー、写真映えして。はっきりいって「美術品を見たい!」とか「芸術に触れたい!」なんて思って訪れるわけじゃないからワクワクしないんですが。
作品自体は写真撮影不可のことがほとんどなので、そこがつまんないんですよねー・・・なんて思ってたら!ここ、岩手県立美術館は展示物の撮影が可です!!なんて素敵なんだーーーー!!
IMAをうつす7人
現在(~2023年2月12日)の企画展は『IMAをうつす7人』ー岩手の現代美術家たちーでした。すばらしい企画だわ♪
私はこの作品⤴︎を作った出町隼人さんが好きでした。プロペラかわいかったな。
増子博子さんの絵⤴︎ヤバかったです。ナニコレってビビるけど、細かくてめちゃくちゃきれいなのよ。すんごい人が世の中にはたーーーくさんいるなーーー・・と途方もない気持ちになる。
常設展
常設展も好きなタイプの展示で楽しめました。「萬鐵五郎」「松本竣介」「舟越保武」の岩手県の芸術家3名のお部屋がそれぞれあって、みんな、よかったよ。上からか。
萬鐵五郎
萬鐵五郎さんは歳を重ねるごとに、作風がどんどん変わっていくタイプの画家でした。ピカソのように。
松本竣介
おや?見慣れたこの感じ。腹に親近感湧きまくりです。え、私?いや、おっぱいはこんな大きくないけど、なんか顔も私に見えてきたわ。
舟越保武
私は特に舟越保武さんのお部屋が好みでした。この方、大正元年生まれで2002年(89歳)まで生きてらしたんですが、彫刻でたくさんの作品を生み出してます。
もう、この、女性たちのお顔が大好きです。小作りな鼻や口元!いいわー♡
75歳で脳溢血になって利き手の右手が、麻痺しちゃうんですが、左手でデッサンし始めてその後も作品を作り続けたんですよー。
左手での創作は、それまでの彫刻とは違って荒々しい仕上がりにもかかわらず、訴えかけるような凄みを感じるものばかり。(かわいい女の子ばっか撮ってて、そういうやつ写真撮ってない哀)
次男で同じく彫刻家の舟越桂さんは「ああ、この作品を作るために父は倒れたのだ。ここへ行くためには、右手の自由を失うことが必要だったのだ」と、図録に残してると、これは後から知りました。
ポジティブ。
まとめ
岩手県立美術館、岩手の芸術家をたくさん知ることができて楽しかったなー。
平日で他にお客さんほとんどいなくて、写真を撮るのに自由が効いたし、すんごくゆったり鑑賞することができたのもよかったです。休日はも少し混むんだよね、きっとさ。
美術館の、非日常的な空間づくりとっても好き。
開館時間: | 9:30ー18:00(入館は17:30まで) |
休館日: | 月曜日(1月9日は開館)、12月29日-1月3日、1月10日 |
観覧料: | [一般] 前売800円(当日1,000円)、[高校生・学生] 前売500円(当日600円) [小学生・中学生] 前売300円(当日400円) |
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