またもやカップを割ってしまいました。
よく割るんですよねー。あーあー。「そんなに割らない」とかお友達にもTwitterでも言われてしまう。おっかしいなー。もしかして乱暴者なの、か?ありなん。
気を取り直して金継ぎでーす!
おやおやー、この茶色いカップ、前にも金継ぎされてなかったかしら。そう、二度目。満身創痍でございます。
ちょこっと欠けてめっちゃショックだったのに、直した後はきらりと光るチャームポイントが素敵でとっても愛着湧いて毎日のように使ってたんですよねー。・・・ショック。
他にもかけてた器があったので、ついでに修復いたしまーす。水色のカップは持ち手のとこが少し欠けてます。
それにしても、割れ作業に使う液体のエポキシの扱いがめっちゃ難しいです。
蓋あけて、ピストン押してそれぞれの液体を同量ずつ混ぜて使う接着剤なんですが、片方(右)は押さずとも出てくるくらいトロトロで、もう片方(左)は全然出てこない上に、ピストン部分が固まってんのか、押しても押しても全く出てこない。
そして、今写真撮って気づいたんですが、ピストンの中心にストッパーがあったぽいですね、私がガンガンやったから折れちゃってますが、こいつのせいでもあったのかー!
とにかく、左のやつ、ひっついちゃってるんですよねー。出すのめっちゃ大変でした。全然同量出ない。
適当にいい具合になるように混ぜたけど、大丈夫かなーって感じで、爪楊枝で接着面に塗り塗り。
この時私、あんまり塗ったらはみ出しが多くなるからって少ししか塗らなかったんですが、失敗でした。
接合箇所からはみ出した接着剤に真鍮を塗ることになるので、プクッとはみ出しててくれないと、綺麗に塗れないんですよー!せっかくの金継ぎの醍醐味が。
手前(写真左)は接着剤がたくさん出てるからいい味出てますが、取っ手側(写真右)はガジガジしちゃって全然かわいくなーーーい!勉強になりました。
悪戦苦闘しながらなんとか、全部終わりました。やってるうちに、このお皿、他の部分も欠けたとこだらけで、かわいそうだった。なんて酷い扱いを日々受けとんじゃ。
あっちもこっちも4か所あったわ。というわけで、とってもかわいく生まれ変わりました。きゅん。
金継ぎしたらもうアレできない
金継ぎしたらとってもかわいいけど、難点がひとつ。
こいつらもうレンチンできない。
結構な障害を持つことになってしまいます。そんなことないですか?私にとってはかなり重要。致し方なし。この先はそういう人生(器生)を歩んでいこうね。できなことがあってもそれ以上に素敵な個性を手に入れたよね。誰のせいじゃ。
そんなわけで、扱いは雑だが、長く使いたい意志はある、そんな私のような方にとってもおすすめでーす。金継ぎやってみませんか?
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