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とっさの行動が微笑ましい場合と、スリリングな場合(電話がかかってきた編)

エッセイ

先日の仕事終わりのお話です。

同僚と疲れた疲れた言いながらロッカーへ向かっている途中、ん?どーなってるんだろという光景を見かけました。

見かけたのはかなり遠い位置からだったので、なぜそんなに2人はひっついて立ち止まっているんだろと思いました。

2人というのは、男性医師と女性職員(多分看護師)。私の職場は総合病院です。

よく見たら、院内PHSを医者が看護師の耳に当ててあげてるんだとわかりました。

看護師はコンビニで買ったお弁当とその上に飲み物が乗った不安定な状態で、手が空いてなかったんです。

レジ袋削減で、商品をそのまま持ち歩く姿を院内でも多数見かけますが、そういう状況で電話がかかってきたんだなーとわかりました。

看護師はちょっと聞きづらそうに首をすくめたような仕草で必死に対応していて、医者はなんでもないみたいな顔して、看護師の耳にPHSを押し当ててました。

でも往来激しい場所だったんでそれなりに居心地悪かったと思います。

微笑ましいなあとか思って、通り過ぎましたが、

いや、普通に弁当持ってやれよ!と心の中でつっこみました。

でもわかる、そういうの。

逆も然り

私、逆の経験したことあります。

私が車を運転していて、助手席に友人が乗っている状態で私に電話がかかってきたんです。

出なきゃいいのに、なんかすぐ出て、首に挟めるほどの大きさはない小さなガラケーです。

右手でハンドル左手に携帯、問題はこの車がマニュアル車ということ。

交差点を狭い通路に入る状況で、失速そして加速。

私は何も考えずクラッチを踏み込みます。それを見た友人がとっさにシフトチェンジ。

電話を切るまでの1〜2分程度、友人は私のクラッチ操作に合わせて、ギアを上げたり下げたりしてくれたのでした。

私たちはまだ20代前半で、友人は一応ミッションで免許を取ってたけど普段の運転はオートマだったので、え、私がやる流れ?!あってる?あってる?と必死にガコガコと操作しておりましたw

後から友人「私が携帯を耳に当ててあげればよかったのに、気づかなかったわー」って笑ってました。

いやいや、私こそほんと申し訳なかった。

事故らなくてよかった。

まず、携帯出ちゃダメだし。なんの指示も出さずに当然のようにクラッチ踏んで、どうするつもりだったんだろ。

あ、なんかやってくれたみたいな。

とっさの判断というのは、なかなかうまくいかないことが多いですよねー。

今回の先生たちのような微笑ましいやつだったらいいけど、気をつけないと。死んでしまうわ。

というわけで、もう車は運転しません。極端。

私みたいな人間は凶器となり得ますのでね。

結構スリリングなこと好きな方ですけど。ジェットコースターとか、バンジージャンプとか。

いつかスカイダイビングしたいなー。私のとっさの判断が必要ないといいけど。

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