2023年4月1日(土)から4月3日(月)にかけて鹿児島県へ2泊3日の旅行に行ってまいりました。ただいま鹿児島旅行3日目の記録でございます。
鹿児島を代表する観光地、名勝仙巌園にやってきました。
思いの外広くてあれやこれやが素晴らしくて、時間が足りませんでした。皆さまは余裕を持って行かれてくださいまし。
御殿
中でも御殿が好きです。私の、歴史的住居に対する愛が深いからでもあるんですが、それはそれは見応えありますよ。入場料ちょっと高くなるけど、必見。
島津の歴代のお殿様が過ごした別荘なのよ、そんで西郷隆盛とか篤姫なんかが訪れて魅了されたとなれば、歴史あんまり知らんって人(私とか)でもどうしようもなくおおーーってなっちゃうわ。
釘隠
釘隠(くぎかくし)がめっちゃかわいいのです!
そのまま釘を隠すための飾りなんですが、。邸内に11種類あって、探しながら回る楽しさもあります。薩摩焼で桜島大根がデザインされたものとか、幸福の使者と考えられたコウモリとか。
テイストがバラバラなのがニクいのよ。
家紋
とにかく至るとことに島津家の家紋があってキュンとします。大好きだな自分んちマーク。
衣装も飾ってあったんですが、めちゃくちゃかっこいい!!和洋折衷が容赦ない!!島津家のセンスにノックアウトですわ。個人的に菅田くん(菅田将暉)が着たところを見たいと切実に思いました。
庭園と絶景
「仙巌園」という名称は、奇岩が多くあって中国にある龍虎山の仙巌に似ているところから名付けられたとあるんですが、まさになゴツゴツ加減です。てかあれ?仙巌てなんだ?ごめんなさい調べたけどわからなかったです。
この石階段は『西郷どん』(NHK)で鈴木亮平が歩いてましたよ。パネルで紹介されてました。わーい。つまりホンモン(西郷隆盛)も歩いたんですよ絶対。
高枡
これ、かっこよくないですか?高枡って言いまして「園内の湧き水を石造りの水管で集めサイフォンの原理を用いて、この高枡から御殿前の池などに配水しています」と書いてありました。そんな技術があったのかーってすごいし見た目が素敵。
獅子乗大石灯篭
この右の斬新な形の灯籠、庭園の中で最も大きな灯籠です。笠石の大きさは8畳分もある?!そんなに?上に乗る獅子は空から飛び降りてきて、着地後に桜島の方を振り返った姿だそうです。ほほう。
借景
仙巌園は他の大名庭園と違って、大きな池や築山がありません。なんでかと言うと錦江湾と桜島がすぐ目の前にあるからなんですって。贅沢!てかこの池も充分素晴らしいと思うけど。
とにかくこのアングルを御殿から眺めることができるんですわ。桜島がまたさ、日によってモクったりするから飽きさせないよねー。
ちなみに、あれって桜島よね?山の名前なのに桜島なの?島の名前なの?なんだっけ?
・・・ほほう、調べたら桜島御岳ってのが正式名称でした。
まとめと反省
仙巌園、ほんとかっこよかった。島津のお殿様センス光ってる!そりゃ欧米でも大人気になるわ。
そして今これ書いてて、ホームページ見てると回れてないとこまだまだたくさんあって、あーあって感じです。とにかく広いんですよ。正直疲れちゃってってのもありました。ほんと初っ端に休憩してる場合じゃほんとなかったなと反省。仙巌園の観光は計画的にって感じです。
行かれる方、こういうの好きならば心してかかってください!
薩摩切子工場もあるよ!切子たけー!
開演時間
9:00~17:00 (年中無休)
料金
庭園 尚古集成館 御殿 大人・高校生以上1,500円、小中学生750円
庭園 尚古集成館 大人・高校生以上1,000円、小中学生500円
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